オリンパス「深圳」売却先丸見え

贈賄疑惑の“お荷物”を素性不明の中国企業に売却したが、正体ミエミエで社長交代。

2019年2月号 DEEP

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本誌が追及するオリンパスの深圳贈賄疑惑。笹宏行社長ら経営陣ぐるみの隠蔽工作が総仕上げに入った。昨年12月25日、疑惑の舞台となった中国子会社「奥林巴斯(深圳)工業」(OSZ)を会社丸ごと18億2500万元(約292億円)で中国企業に売却すると発表したのだ。いかにも胡散臭い。売却先は深圳を本拠にしてソフトウエア開発などを手がける「Shenzhen YL Technology」(YL)。中国企業にもかかわらずオリンパスの適時開示には中国語社名がない。英文のまま検索サイトなどで調べても、素性がほとんどわからない無名会社だ。しかも資本金は1億1千万元(約17億6千万円)に過ぎず、300億円近い買収資金を自力で調達するのは常識では無理。要するにYLはダミーであり、本当の買い手を隠しているのが見え見えなのである。

「新国都」のさらに裏は?

では誰が本当の買い手なのか。オリンパス経営陣はなぜ素性も明かせない相手に売却するこ ………

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