廃校安く買い「壊さず」中学に

違約金規定を設けず建物解体を条件に値引きして旧県立校を売った埼玉県の責任は。

2019年2月号 LIFE

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廃校になった埼玉県立高校を、建物を壊すことを条件に格安で買い、中学校として利用している学校法人が、3年の期限を過ぎても取り壊さず、一部を使っている。学校法人は財政難で、取り壊しなどの資金が用意できないという。同県深谷市では小学校の体育館を解体する条件で「マイナス価格」となった入札が話題になったが、人口減少で、「その後」が気になる公共施設の処分は増えそうだ。問題の学校は、埼玉県本庄市の北部、群馬県との境の利根川の南側に立つ旧県立本庄北高校。隣にある本庄第一高校を経営する塩原学園(本庄市、相川浩一理事長)が、2016年度から本庄第一中学として使っている。埼玉県の開示資料によると、塩原学園は13年3月で廃校になった旧本庄北高校の買い取りを県に持ちかけ、県管財課は同年12月に入札を行った。約4万3千㎡の敷地に校舎など18物件がある同校の鑑定評価額は約4億6千万 ………

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