「華為排除」情報戦無知の屈辱

米インテリジェンス機関の執念。10年の追跡と監視を知らされず、孫と日本政府はノーテンキな上場で泥まみれ。

2019年2月号 BUSINESS [ソフトバンク上場の禍根]

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安倍晋三首相は1月9日からオランダと英国を歴訪した。10日にテリーザ・メイ英首相と首脳会談に臨み、3月末に迫る英国の欧州連合(EU)離脱を控え、苦境のメイ政権と連携強化を確認、合わせて「合意なき離脱」への対応も協議した。もう一つ、隠れたテーマが「五つの眼」だった。昨年12月に太平洋で初の日米英の3国共同訓練を実施した日本は、インド洋・太平洋の海洋安全保障を強化する構想を進めているが、旧大英帝国の5カ国――米国、英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドのインテリジェンス情報が喉から手が出るほどほしい。5カ国情報機関(ファイブ・アイズ)は通信傍受網エシュロンなどを通じてサイバー空間で収集した情報を共有する。日本もそのおこぼれにもっと与れないかと、メイ首相に口添えを頼んだ。米司法省が12月20日、中国国家安全省の傘下とみられるハッカー集団「APT10」(編集 ………

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