「お貰いNGO」大西の尻に火

お貰いは皿が多いほどいい、とつい本音。口八丁の策に溺れ、書類送検で日干しの大ピンチ。

2019年1月号 LIFE

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とうとう国際協力NGO大手、ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)代表理事の大西健丞(けんすけ)(51)が書類送検された。11月20日、広島県警生活環境課と福山北署が、狂犬病予防法違反と県動物愛護管理条例違反の疑いで、大西らPWJ5人を身柄拘束なしの検察官送致としたのだ。本誌18年8月号と12月号で報じたように、PWJは「ふるさと納税で犬の殺処分ゼロ」を掲げて広島県神石(じんせき)高原町で捨て犬保護センター「ピースワンコ」を運営しているが、17年度に生後91日以上の犬25頭に打つべき狂犬病予防注射を怠り、18年2月には犬12頭が脱走して5頭が野犬化したため、6月に県警の家宅捜索を受けていた。PWJは16年4月から県の殺処分対象の全頭引き取りを始め、それを地元のふるさと納税の対象にしたため、17年度に寄付5億4542万円が集まる“ヒット”となった。他方、膨れ上がる収容犬(18年6月時点で2300頭) ………

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