「対米譲歩」に奔った習近平の蹉跌

トランプを甘く見たツケが回った。「名誉の譲歩」を演出できなければ指導力低下も。

2019年1月号 GLOBAL

  • はてなブックマークに追加

過去20カ月の米中関係の激変を象徴する光景だった。12月1日、アルゼンチンでのG20(主要20カ国・地域)首脳会議に合わせ、ブエノスアイレスの高級ホテルで開かれた米中首脳会談の顔ぶれのことだ。交渉の長テーブルについた米国側メンバーは10人。大統領のドナルド・トランプ、国務長官のマイク・ポンペオ、財務長官のスティーブン・ムニューシン、大統領首席補佐官のジョン・ケリー、通商代表部(USTR)代表のロバート・ライトハイザー、安全保障担当大統領補佐官のジョン・ボルトン、トランプの娘婿で大統領上級顧問のジャレッド・クシュナー、国家経済会議(NEC)委員長のラリー・クドロー、国家通商会議(NTC)委員長のピーター・ナバロ、国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長のマット・ポッティンジャーである。対する中国側は9人。国家主席兼共産党総書記の習近平、党中央弁公庁主任で習の筆頭秘 ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービスです。年間定期購読をご契約の方は無料でご利用いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※ご利用いただけるサービスは購読コースにより異なります。詳しくはこちらをご覧ください)。