日立グループの恥辱「日立化成」

日立製作所と一心同体の有力子会社の全事業部門でデータ不正。社長、会長に大甘処分。

2019年1月号 BUSINESS

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日立製作所の材料子会社である日立化成が引き起こした前代未聞の不祥事が波紋を広げている。ほぼ40年も前から品質検査のデータを偽っていたことが11月下旬に判明した。しかも、全ての事業部門で不正が続いていた。開いた口が塞がらない。日立ブランドの信用失墜と言う外ない。就任3年目の日立化成の丸山寿社長は「わたしが(悪しき)文化を変える」と釈明したが、「全事業部門で不正」だから自浄作用があるとは思えない。親会社である日立製作所は「上場子会社の経営に関与する立場にない」と突き放すが、誰の目にも両社は一心同体の親子関係だ。「御三家」(日立化成、日立金属、日立電線)と呼ばれる3子会社を統合して、親会社がガバナンスを利かすのも選択肢だが、その機運はない。日立化成の「文化が変わる」まで待っていたら、元の木阿弥だろう。

お笑い草の「減給処分」

日立化成は半導体材料や自動車部品、蓄電池、そ ………

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