「リゾマン管理組合」を突如支配し何する気

2019年1月号 BUSINESS

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バブル期に多くのリゾートマンションが建ったことで知られる新潟県湯沢町で、不思議な動きがでている。マンションの管理組合役員に、部屋を買ったばかりの所有者が一斉に立候補して、理事に名を連ねたのだ。いったい、何をしようとしているのか、管理組合に関心がなかった所有者も注目し始めた。湯沢町のリゾートマンションでは、所有者の高齢化などにともない、スキーをせず、部屋も使わない所有者が増えている。ところが、値段を下げても売ることができず、管理費も払わずに放置する所有者も多い。滞納を放置すると広がるため、管理組合はこれを裁判所で強制的に売却する「競売」にかける。しかし、その買い手も現れないため、自分で落札する事態になっている。こうした「自己競落物件」は、各マンション管理組合が不動産業者に頼んだり、入居者のつてで売ったりする努力をするが、保有すると、管理費 ………

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