困る日銀「日本国債」が大人気

米金融規制法の影響でドルの調達プレミアムが上昇。米国債より利回りが良い珍現象。

2018年12月号 GLOBAL

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好調な米国景気を背景に、米国連邦準備制度理事会(FRB)は年内に追加利上げを見込み、日銀は7月末の金融政策決定会合で長期金利操作を柔軟にする政策修正を発表したことで、投資家の間では、米国債から日本の国債に乗り換える動きが出ている。日本国債へのシフトが本格化すれば、指標となる10年債の利回りに下方圧力がかかり、日銀の黒田東彦総裁が目指す「イールドカーブ・コントロール」の枠組み修正は、無効とはならなくても難しくなるだろう。FRBは9月の連邦公開市場委員会で2008年の金融危機から数えて8回目となる0.25%の利上げを決め、年内にさらに1回の利上げを目指す。一方で日銀は金融緩和による「副作用」に配慮し、一定の金利上昇を容認する姿勢を明らかにした。日銀はこれまで長期金利の上昇を0.1%程度まで許容してきたが、今後は範囲を広げ、0.1%をある程度上まわっても容認するとみら ………

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