ドンキホーテは「地雷原の重戦車」

いわく付き不動産をものともせず驀進する「安田商店」。何が破裂するかわからない。

2018年12月号 BUSINESS

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資本業務提携から1年、ドンキホーテホールディングスが総合小売業準大手のユニーを完全支配下に収めることを決めた。かわりにユニー・ファミリーマートホールディングスによるTOB(株式公開買い付け)を受け入れ、伊藤忠商事グループ入りする。「泥棒市場」から身を起こした異形のディスカウント大手は流通業界の新たな盟主の座にひとつ駒を進めた形だ。そのドンキが社運を賭けて臨む一大プロジェクトがある。東京・渋谷における大型複合ビルの建設がそれだ。地上28階建て、高さ120m。延べ床面積は4万㎡超。店舗やオフィスだけでなく上層階にはホテルも誘致する。予定の2022年に完成すれば、通りの向かいにある東急百貨店本店を始め渋谷の繁華街を睥睨する巨大なランドマークが誕生することとなる。

「土地転がし」で大儲け

一般にはあまり知られていないが、不動産ビジネスはドンキのもう一つの顔である。拍車が掛かったのは ………

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