「震災風評」増大は高橋はるみの人災

「知事が手をこまねいているうちに被害が膨らんだ。逸失利益をどうしてくれる」(温泉ホテル経営者)と非難囂々。

2018年11月号 POLITICS

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北海道胆振(いぶり)東部地震からちょうど3週間経った9月27日、道知事の高橋はるみ(64)は記者会見で次のように発言した。「発災後、直ちに災害対策本部を設置し、状況把握をするよう、人命最優先で応急対策をするよう指示した。初動対応は、それなりに適切に行ったという認識を持っている」北海道民の多くが「それなりに」という知事の言い振りから、何かしらの「後ろめたさ」を読み取ったそうだ。というのも、地元の北海道新聞が数日前の朝刊1面で「災害対応、道庁に課題~知事登庁、発生3時間後」とすっぱ抜いた。地震が発生したのは6日午前3時7分。官房長官の菅義偉が緊急会見を開いたのは3時55分で、首相の安倍晋三が官邸入りし、記者団の取材に答えたのは5時55分。高橋の出勤はこれに遅れること、6時20分。知事公邸から道庁まで、車で3分の至近という。囲み取材に応じた頃には、時計の針が8時に ………

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