日立が「汚染水処理技術」を盗んだと米企業がイチャモン

2018年10月号 DEEP [ディープ・インサイド]

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日立製作所が福島第一原発(1F)事故に絡む訴訟で頭を抱えている。1F事故ではさまざまな訴訟が提起されているが、日立の頭痛の種は原発の「多核種除去設備(ALPS)」を巡る紛争だ。折しも、1FではALPSで除去できない放射性物質トリチウムなどを含んだ汚染水の海洋放出が政治問題化している。そのさなか、ALPSにまつわる訴訟は「あまりにも間が悪い」(日立関係者)。提訴しているのは放射性物質の除去を手掛ける米専門企業ピュロライト。その訴えによると、日立は2011年、1Fでの汚染水処理技術を確立するため、ピュロライトと提携したが、13年に1Fの汚染水処理を受注した日立の子会社は、ピュロライトを排除してALPSを完成させたという。霞が関には「ピュロライトと日立をつないだのは民主党政権関係者だった。このため政権末期のどさくさまぎれで、ピュロライトは切られた」との見方がある。「技術を盗 ………

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