パウエルFRBの「流れ星」

「利上げはうれしくない」大統領の口先介入に、ジャクソンホールで自然失業率など「星」印の指標に疑念を呈したが。

2018年10月号 BUSINESS [隘路を歩む金融政策]

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9月25~26日、米連邦準備理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、政策金利の目標値を0.25%引き上げて2.0~2.25%にするだろう。今年3回目、3カ月ごとの利上げペースをジェローム・パウエル議長は維持し、12月にも同幅の利上げ観測が市場では強い。問題はその先である。ジャネット・イエレン前議長を一期で退任させたドナルド・トランプ大統領が、8月19日のCNBC単独インタビューで「それ(利上げ)はうれしくない(not thrilled)」と、中央銀行の独立性など歯牙にもかけず、2月に任命したパウエルにまで口先介入したのだ。そこで俄然注目を浴びたのが、8月23~25日のジャクソンホールだった。主要国の中央銀行幹部らが一堂に会する国際シンポジウムが毎年開かれており、24日にパウエルが議長として初めて講演したからだ。トランプの“圧力”にどう応えるか、一語一句が今後のFRBを占う物差し ………

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