トヨタが「習近平国家主席肝煎り」自動運転都市計画に参加へ

2018年10月号 BUSINESS [スクープ]

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中国北京から南西100キロに位置する河北省・雄安新区では、総投資額2兆元(約32兆円)とも言われる習近平国家主席肝煎りの都市開発プロジェクトが進んでいる。2017年4月に基本計画が公表されたばかりだが、急ピッチで開発が進み、18年5月には市役所が設置され、すでに街には車の自動運転の試験場やレジに店員がいない無人スーパーがオープンしている。日本ではまだ、その内容はあまり知られていないが、自家用車をすべて自動運転車にする、AIを駆使した新しい交通網を構築するほか、外資などの先端産業も誘致した未来型インテリジェント都市を建設する計画だ。22年までに都市としての基本的インフラを完成させる。開発区域面積は約1800㎢で、深圳経済特区や上海浦東新区に匹敵する規模となる。日本企業では先陣を切ってトヨタ自動車がこの雄安新区に電気自動車(EV)や自動運転など次世代車の開発・生産 ………

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