見えぬ「安田氏救出」の本気度

米国はすでに「自国民の解放にあらゆる手段をとる」との姿勢に変わったが日本は……。

2018年9月号 GLOBAL

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ジャーナリストの安田純平さん(44)がシリアで消息を絶ってから3年以上が経った。この2年間、安否に関する情報はまったく途絶えていたが、7月に入ってから動きが相次いだ。  7月6日早朝、日本テレビは「新映像入手」との大々的な見出しとともに、安田さんが映る52秒の動画を流した。椅子に座った安田さんがカメラに「私は元気だ。すぐに会えることを望んでいる。忘れないでほしい」と英語で語る内容だ。さらに17日夜には時事通信が、まったく別の「新映像」の存在を報じ、6月に撮影されたという安田さんの静止画を流した。翌日には読売新聞がこの配信記事を追っかけ、安田さんの健康状態が悪い、と報じた。7月31日にはもう一つ新たな動画が公開され、各紙、各局が報じた。18秒の動画のなかで、オレンジ色の囚人服を着せられた安田さんはなぜか「私の名前はウマルです。韓国人です」と日本語で自己紹 ………

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