エーザイ内藤「口先経営」の限界

新認知症治療薬もプレゼン力と人間関係構築力で夢の新薬に据える腹積もりだが……。

2018年9月号 BUSINESS

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7月6日、エーザイ株が急騰した。前日終値は7706円だったが、この日は前場に値幅制限の上限(ストップ高水準)の9206円まで買い進まれ、そのまま引けた。週が明けても勢いは止まらず、9日の終値は1万710円。2営業日連続でストップ高水準を演じた。エーザイは6日の取引開始前に米バイオジェンと共同開発をしているアルツハイマー型認知症新薬の臨床試験で有効性を確認したと発表した。株価が動意づき、時価総額が1週間で9400億円も増えたのはこのためだ。しかし26日に臨床試験の詳細を発表すると、株価は急落。最終的には9989円で引けたものの、一時は前日比20.6%安の8825円まで売られた。急落の引き金となった26日の説明会で、臨床開発を担当する上席執行役員の津野昌紀は「この薬が有効だと分かる非常にしっかりしたデータが得られた」と語った。しかし、言うところの第2相臨床試験データは、登録患者8 ………

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