早大新総長に田中「ラブ治半端ないって」

2018年8月号 LIFE

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鮮やかな逆転劇――。鎌田薫総長の任期満了(2018年11月4日)に伴う早稲田大学総長選が6月28日に行われ、田中愛治政治経済学術院教授(66)が副総長の島田陽一法学学術院教授(65)を僅差で破り第17代総長に選出された。下馬評では大穴の田中氏が本命の島田氏を退けたため、「大金星」「革命が起きた」と驚きの声が広がった。田中、島田両氏を含め3人が争った6月14日の総長選ではいずれも過半数を得られず、上位2人による再投票にもつれ込み、田中氏「1899票」、島田氏「1692票」と勝利をたぐり寄せた。勝因は「2期8年に及ぶ鎌田体制への不満が充満し、鎌田氏の後継者と目された島田氏を避ける票の受け皿になった」(早大関係者)。実際、田中氏は選挙期間中、ツイッターで「早稲田に新しい風を吹かせて、多くの方が感じている閉塞感を吹き飛ばしましょう!」とつぶやき、投票3日前には「冷静に分析してみ ………

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