会計スキャン 楽天

時価評価が難しい非上場株の評価益を使って当期利益を増やし、携帯電話事業に殴り込み。これは「膨らし粉」経営と呼ぶにふさわしい。

2018年7月号 BUSINESS

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国際会計基準審議会(IASB)は、2014年7月24日、IFRS第9号「金融商品」を公表した。IFRS第9号は18年1月1日から強制適用されるが、その早期適用も認められている。そこで、楽天は、IFRS第9号の早期適用により、15年12月期より非上場株式の評価益を連結損益計算書において利益計上することとなった。IFRS第9号「金融商品」では、関係会社株式を除く持分有価証券は、その所有目的にかかわらず全て公正価値(=時価)により測定されなければならない。評価差額は純損益あるいはその他の包括利益(OCI= Other Comprehensive Incomeの略)で認識される。非上場株式等、時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券について、かつて認められていた取得原価評価は、IFRS第9号により、今後一切認められないことになった。ここで、国際会計基準は、純損益を通じて公正価値で測定される有価証券をFVTPL(= ………

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