功を焦った失敗作「国民民主党」

「失敗が許されない仕掛け」だったが、共産党嫌いの連合執行部は聞く耳を持たなかった。

2018年6月号 POLITICS

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4月28日に代々木公園で開かれたメーデー中央大会は、公称700万人の加盟組合員を抱える日本最大のナショナルユニオン「連合」の窮状を物語る開催となった。立憲民主党をはじめとする野党党首を来賓に呼ばず、挨拶に立ったのは加藤勝信厚生労働相と小池百合子東京都知事のみ。その加藤厚労相が、連合が反対する「高度プロフェッショナル制度(高プロ)」の創設が盛り込まれた働き方改革関連法案について「皆さんと同じ方向を目指している」と訴え、代々木公園に集まった組合員(4万人)の神経を逆なでした。メーデーは労組と野党の祭典であり、55年体制下では、日本社会党委員長の挨拶で始まるのが常道だった。大会後の新橋方面へのデモ行進も、社会党が先頭を飾っていた。神津里季生会長は「バラバラ、ガタガタの野党にも大きな責任がある」と、野党が政権批判の受け皿として結束できない現状を嘆いたが ………

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