前理事長が牙むく「神奈川県立がんセンター」

2018年5月号 DEEP

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設備が高額で全国に5カ所しかないものの、がん治療に絶大な効果を発揮する「重粒子線治療施設」を持つ神奈川県立がんセンター(415床)が、利権絡みの内紛で揺れている。運営法人の県立病院機構の土屋了介理事長(72)は、「県職員の利権組織」と化した病院の浄化を狙ったが、3月末に黒岩祐治知事(63)によって解任された。対立は収まったが、土屋氏は「解任には根拠がない」として県を提訴。県政関係者は、裁判で土屋氏が「機構の黒い話」を暴露しないか、ビクついている。土屋氏は医療機関の内部統制改革が持論で、医療ガバナンスが専門の上昌広氏(49)と親交が深い。土屋氏は慶応大医、上氏は東大医と学閥は異なるものの、2人は03年ごろ国立がんセンター中央病院で上司部下の関係で意気投合。10年にセンターの独立行政法人化に目途を付けた土屋氏は同初代理事長に推されたが、「センターを税金で救 ………

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