米ロ中「スパイ狩り」目には目を

「ソールズベリの神経剤テロ」で外交官追放合戦。スパイ焙りだしの情報戦エスカレート。

2018年5月号 GLOBAL

冷戦のピーク期さながら米国など西欧陣営とロシア・中国が激突する「インテリジェンス戦争」がエスカレートしている。ロシアが2016年米大統領選に干渉したという「ロシアゲート」を捜査するロバート・モラー連邦特別検察官(元FBI長官)が、ロシア人13人と関連企業3社を刑事訴追した2月16日あたりから、米情報機関が新聞メディアなどにリークして、暴露合戦の様相を呈している。ロシアのネット工作の中心人物と見られる「プーチンの料理人」エフゲニー・プリゴジンも起訴された一人だが、ホットドッグ屋から出世、要人接待の高級レストランを経営するかたわら、ウクライナなどの反ロ派を貶めるダーティーワークを請け負い、フェイスブックにフェイクニュースを流すIRA(インターネット・リサーチ・エージェンシー)の資金源となっていた。また、傘下の民間軍事会社(PMC)ワーグナー社の傭兵をシリアの ………

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