パウエルFRB「タカ派」に豹変

利上げに慎重な安全パイと見込んだトランプの大誤算。「適温経済」の終幕はアベノミクスも直撃しそう。

2018年4月号 BUSINESS [実は「インフレ・ファイター」]

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ドナルド・トランプ米大統領が穏健な「Mr.Ordinary(普通の人)」と見込んで米連邦準備制度理事会(FRB)の新議長に指名し、2月に就任したジェローム・パウエル氏が、大統領には案外、御しにくい議長に豹変するかもしれない。11月の中間選挙勝利のために米景気を確実に拡大させたい大統領と、インフレ懸念から利上げペースを速めそうなFRB議長のさや当ては堅調な米経済に悪影響を及ぼし、市場の不安要因となる。低インフレ・株高で居心地の良いゴルディロックス(適温経済)の終幕は、正念場のアベノミクスも直撃しそうな気配だ。「ジェイは民間部門での豊富な経験と実社会の観点を政府にもたらす」――。初めての女性FRB議長だったジャネット・イエレン議長の後任として、大統領がパウエル氏指名を発表した昨年11月2日。ホワイトハウスのローズガーデンで、大統領は隣に立つパウエル氏を「ジェイ」と呼び ………

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