Hana倶楽部「後継」平然と活動

管理会社が破産手続き開始となったのに、後継会社が新規の会員集め。許されるのか。

2018年4月号 BUSINESS

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3月1日、名古屋市の目抜き通り「広小路」から一本入ったところにある温泉の出るビジネスホテルで、「なないろ ひな祭り」と称する会合が、100人弱の会員を集めて開かれた。Regolith(レゴリス)という会社が運営する「RAINBOW倶楽部」の会員ミーティングだ。Regolithは、本誌が1年半前から追及している洗脳投資集団「Hana倶楽部」の運営会社Shunka(シュンカ)を引き継ぐような形で2016年に誕生した会社だ。Hana倶楽部を運営するShunkaは、ショーイベントで高揚した中高年の人たちに高配当の投資話を持ちかけて集めたお金に対する配当を払えず、元本も返せない中、管理会社の「ロゼッタホールディングス」が東京地裁から破産手続き開始決定を受けた。今は管財人により、債権者はいったい何人いるのか、債権者に返せる資産はどれくらいあるのか、改められている最中にある。ロゼッタ社の破産手続き開始 ………

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