造船業界の名物社長「三島愼次郎」勇退の真相

2018年4月号 BUSINESS

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「3年前に頭の中で(次の社長候補を)ノミネートし、この1年で彼が相応しいと確信した。一応の目処がついたのでバトンタッチする」。国内造船2位のジャパンマリンユナイテッド(JMU)が2月下旬、トップ交代を発表した。代表権のない特別顧問に退くことが決まった、JMU初代社長の三島愼次郎氏(68)は記者会見でこう述べ、今回のトップ交代が当初からのシナリオ通りだったと強調した。だが大方の造船業界関係者の見立てはこうだ。「筆頭株主であるIHIとの『親子げんか』を収めるために自らの首を差し出した」ーー。どういうことか。そもそもJMUはIHIと住友重機械工業を源流に持つアイ・エイチ・アイマリンユナイテッドと、日本鋼管(現JFEホールディングス)と日立造船の造船部門を統合したユニバーサル造船とが合併し、2013年に誕生した。総合重工4社から成る造船専業メーカーで、17年の商船建造量は約2 ………

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