三十六計逃げるにしかず。とはいえ経産省などに余波。意気軒高の郭文貴は新たな暴露予言。
2018年2月号 DEEP
中国の政商兼スパイだった郭文貴との関係は全面否定したものの、ブログで「ITの世界に魅了され、追求する中で医師の道を中途で断念したというエピソードを披露することを繰り返すうちに、事実と異なる経歴を語ってしまったことは私の過ちでした」と経歴詐称を認めた政府参与、齋藤ウィリアム浩幸の「余震」はまだ続いている。辞任の決断は早かった。本誌が齋藤氏にキャピトル東急のオリガミで直接面談したのが12月11日。それで観念したのか、翌12日には内閣府参与の辞表を提出、15日には経済産業省参与、19日には米有力セキュリティ企業パロアルトネットワークスの日本法人副会長、22日には日本航空の非常勤執行役員も退任した。21日には先に引用したブログを流して謝罪した。その間の16日土曜には東京・内幸町で開かれた政策分析ネットワーク主催のシンポにパネリストとして出席、冒頭、「設立した社団 ………
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