2018年2月号 POLITICS
昨秋の衆院選で立憲民主党、希望の党、無所属の3陣営に分裂した民進党。代表の大塚耕平(58)は「大きな塊にならないと総選挙で選択してもらえない。野党の結束は義務だ」と立憲・希望両党に国会での統一会派の結成を申し入れたが、昨年末からの協議は難航している。再結集を阻む元凶は希望「チャーターメンバー」、中でも元環境相の細野豪志(46)の存在だ。「希望の党の全部とは絶対にダメだ」。昨年12月20日に開いた民進の両院議員懇談会で、民進を離党して希望の結成に参加した「チャーターメンバー」への強い不信の声が上がった。立憲は代表の枝野幸男(53)が「結党の経緯から言って希望との統一会派はあり得ない」と強気の姿勢を崩していない。2党に統一会派結成を申し入れても結局、希望のみと組むかどうかの議論になると目に見えており、党内から反発が相次いだのだった。昨年9月の衆院解散直 ………
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