デミング賞が廃れ「日本製」は凋落の一途

2018年1月号 DEEP

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日本経団連の会長企業である東レの子会社で、製品検査データの改ざんが発覚し、同社の日覚昭広社長が2017年11月28日、謝罪会見をした。先に神戸製鋼所や三菱マテリアル子会社で同様の問題が発覚しており、「メイド・イン・ジャパン」の信頼性は危機に直面している。要因の一つに、経営陣と現場の乖離がある。現場で起こっている課題が適時、適切に上層部に伝わらなかったり、逆に伝わっていても本質的な対策が打たれていなかったりしている。日本企業の品質管理の原点は、マッカーサー元帥にあった。戦後、日本に民主主義を普及させるに当たって、日本製のラジオと電話機の品質が悪いことを問題視し、1949年、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)に、通信機器メーカーの経営層を集めさせ、品質向上について学ぶ講座を開いた。開講の冒頭では、「会社の存立理由は何か」との問題提起がなされたそうだ。そ ………

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