民進党は「3分裂」必至?立憲民主は「連合離れ」

2018年1月号 POLITICS [インサイド]

  • はてなブックマークに追加

民進党が先の衆院選の「事後処理」で暗礁に乗り上げている。代表の大塚耕平氏は個人的に政策などの立ち位置の近い希望の党との合流を目指す一方、元代表の蓮舫氏ら複数の参院議員はこうした動きに反発を隠さず、立憲民主党との連携を模索。民進党籍を持つ衆院議員も参院議員で構成する執行部への不信感を募らせる。党内の亀裂は深まるばかりで、右派(希望)・左派(立憲)・独立組への「三分裂」はやむなしか。民進党は衆院選で党としての公認候補者を1人も出さず、立憲、希望、無所属と3陣営に分かれて戦った。衆院選後、民進党籍を持つ衆院議員は国会で会派「無所属の会」を結成。参院には民進の会派が残るものの、支持率は各調査とも1%程度と地に落ちており、もはや「死に体」だ。「民進党としてはもはや戦えない」(ベテラン衆院議員)のが大方の認識だが、事態を複雑にしているのは、政党交付金 ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービス(無料)です。年間定期購読をご契約の方は「最新号含む過去12号分の記事全文」を閲覧いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※オンライン会員サービスの詳細はこちらをご覧ください)。