三井造船の「婚活」が業界再編の引き金

川崎重工やジャパンマリンに振られ続けた三井が専業中手に接近。ライバル三菱重工に一泡吹かすか。

2018年1月号 BUSINESS

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2017年、創業100周年を迎えた三井造船。11月21日に幕張メッセで開かれた記念イベントに、東京本社や千葉事業所(千葉県市原市)に勤務する社員1500人以上が動員された。「今は我慢の時」「危機感を持って」。ステージに立った社長の田中孝雄ら三井造船幹部が発する言葉は祝辞とはほど遠く、出席した社員は「記念イベントとは名ばかりの決起集会。息苦しい雰囲気だった」とこぼす。確かに三井造船の業績は振るわない。17年4~9月期連結決算は、売上高が前年同期比6%増の3415億円だったものの、最終損益は前年同期の39億円の黒字から一転、59億円の赤字に。営業損益は91億円の赤字で前年同期(23億円の赤字)よりも悪化した。商船や艦艇を建造する「船舶」のほか、連結子会社の三井海洋開発が手がける浮体式石油・ガス生産貯蔵積み出し設備(FPSO)などの「海洋開発」、プラントを中心とした「エンジニア ………

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