化血研「パンツ脱いだ」事業譲渡

国と県の言いなり。雇用維持など死守するはずの3条件まで「努力目標」に格下げし陥落。

2018年1月号 BUSINESS

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何ともはや、度し難い。一般財団法人、化血研の事業譲渡を決める4日前、木下統晴理事長がアカペラでStand Alone(NHK『坂の上の雲』主題歌)を絶唱した。管理職を集めた恒例のボーナス支給式で壇上に立ち、「未来をつくるのはあなた」と自画自賛の独演会の果てにマイクで自慢の喉を鳴らしたのだ。12月12日午後1時からのシャンシャン評議員会では賛成多数で譲渡を決議、その後に3人の理事会を開き、法的拘束力のある基本合意書を正式決定した。塩崎恭久・前厚生労働相が雷を落としてから2年。国(厚生労働省)のゴリ押しに迎合する熊本県、そのトラの威を借りるヨソモノ理事長の三者が、ついに凱歌をあげた瞬間である。二川一男前事務次官の過剰介入を暴いた本誌スクープ後、現大臣の加藤勝信は「いつまでに何を実施しろとの立場にありません」と述べたが、それとは裏腹に「事業譲渡完遂の意向が示された ………

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