意外と影響力残す「公明と共産」

安倍1強構造を下支えした「第3極」への期待が消えた。議席は減ったが存在感は増す公算。

2017年12月号 POLITICS

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自民党の議席は284で変わらず、自公両党は3分の2を維持。10月総選挙の後は内閣支持率も回復傾向にあり、首相の安倍晋三は息を吹き返したように見える。だが、選挙応援に奔走した小泉進次郎が投開票日夜に「国民は飽きてきている」と公言したように、安倍政権を取り巻く何かが変わった。自民党の閣僚経験者は言う。「安倍政権は国民の圧倒的支持を得て選挙に勝ってきたわけではない。勝因は低投票率と野党分断だった。安倍政権との連携を見据える小池新党への期待感が幻と消え、対決姿勢が鮮明な立憲民主党が野党第1党に躍進したことは、これからボディーブローのように効いてくる」自民党が政権復帰した2012年総選挙は、大阪市長の橋下徹が東京都知事の石原慎太郎と日本維新の会を旗揚げし、『自公圧勝、維新躍進、民主惨敗』に終わった。橋下が政界を去って維新の存在感が薄れるや、今度は小池百合子が ………

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