小池の権謀「松井維新」呑み込み

立憲民主の衆院議席は55。希望の50に維新の11を加えると「野党第1党」に躍り出る。

2017年12月号 POLITICS

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「これは土井ブームの再来だ」――。衆院選の選挙戦最終日となった10月21日午後6時すぎ、JR新宿駅南口には立憲民主党の枝野幸男代表の最後の訴えを聞こうと約8千人が集結した。小雨の中にもかかわらず後方から枝野氏が見えるように聴衆が自主的に傘をたたみ、雨に濡れながら約20分の演説に聞き入った。現地に居合わせた旧社会党関係者は「動員なしに市民が押し寄せ、野党党首の演説に涙を流す。この光景は1989年参院選の土井たか子の街頭演説と一緒だ」と興奮気味に話した。片や、政権交代を掲げて「希望の党」を華々しく立ち上げた小池百合子東京都知事は最後の演説会場に自身の地元であるJR池袋駅前を選んだが、聴衆は枝野氏の10分の1にも満たない500人足らず。最側近の若狭勝氏は比例復活も叶わず落選し、立憲民主党に野党第1党の座を譲る惨敗に終わった。前述の土井ブームでは消費税反対を掲げる社会 ………

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