タイでお縄「札付きインテリ錬金術師」

証券監視委に追いつめられた「A.P.F.グループ」が海の向こうで命運尽きた。

2017年12月号 BUSINESS

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異形の国際企業集団「A.P.F.グループ」を率いる此下益司代表(50)がタイ証券取引委員会から傘下の金融会社グループリースを舞台とする利益水増し狙いの仮装取引を指摘され、タイ法務省特別捜査局の調べを受けることとなった。これまで日本の証券取引等監視委員会から2度も嫌疑をかけられた末に海の向こうのタイに足場を移した此下代表だが、今度ばかりはもう逃げ場がなさそうだ。此下代表は大阪大学法学部を卒業、若い頃はテニス選手で鳴らした。ただ、社会人になってからの足取りには不明な点が多い。大阪府内の貸しテニス場会社に携わる一方、韓国の中堅財閥の秘密資金が流れた東京・赤坂のビル転売話に関わっていたようだ。そんな此下代表が突如、日本の株式市場にデビューしたのは2007年9月のことだ。傘下に入れたのはジャスダック上場のコンテンツ関連会社ウェッジホールディングス。此下代表はそ ………

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