サプリ違反「匙投げる」サッカー協

医師の役割は「医療行為と医薬品使用」。サプリ摂取はすべて選手の責任とする様相。

2017年11月号 LIFE

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9月19日、日本サッカー協会(JFA)の池田浩・医学委員会委員長が、傘下のJリーグ、なでしこリーグ、Fリーグに宛てて送った文書の内容が、関係者に衝撃をもたらしている。「2016年シーズンに行われたJリーグでのドーピング検査において、日本サッカー界で初めて、世界アンチ・ドーピング機構が定める禁止物質が選手から検出され、ドーピング検査違反が発生するという事態が生じました」という一文で始まるこの文書。文書のタイトルも『アンチ・ドーピング活動に関する栄養補助食品(サプリメント)の摂取についての方針』だから、初の違反発生を受けて、日本サッカー協会の医学委員会として、ドーピング違反を今後どのような責任態勢で根絶していくか、各リーグに宣言し、指導・助言を与える文書だと思いきや、そうではなかった。

問題ある制度が不安増幅

結論となるのは次の一文。「サプリメントを含め摂取するものはすべて選 ………

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