本当に「飛んだ」ニフティ三竹

「売るならノジマに」と富士通に懇願した男も、ノジマ御曹司の大ナタに遭い消えた。

2017年11月号 BUSINESS

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2016年12月、イベントスペースと飲食店の混合施設「東京カルチャーカルチャー」が台場から渋谷に移転した。通称「カルカル」と呼ばれるサブカル施設を運営するニフティが、移転を記念して開いたパーティのオープニングの目玉は社長の三竹兼司の「人間大砲」だった。当時57歳の三竹は、つなぎ姿で自ら筒の中に潜り込み、パーティ開始の合図と共に外へ飛び出した。参加者は「社長があそこまでやるのか」と驚いたが、その時三竹は、自分が本当に「飛ぶ」ことになるとは夢にも思わなかっただろう。年が明けた1月末、富士通は子会社であるニフティのISP事業などを250億円で家電量販店のノジマに売却すると発表した。4月1日には、ノジマが連結子会社化したニフティの新体制を発表。この時、社長に三竹の名前は確かにあったが、1カ月も経たないうちにニフティは社長交代を決めた。三竹は顧問に退き、後任には荻 ………

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