公明が嘲笑! 都議会自民・共産の「統一戦線」

2017年10月号 DEEP

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 「小池憎しの自民党は、共産党と一緒になって嫌がらせばかり。いくら何でもやりすぎだ」。公明都議の1人は7月の都議選後を振り返り、第3党に転落した都議会自民党の振る舞いに呆れ顔だ。都民ファーストの会の大勝で「小池1強」になった都議会では、前代未聞の「自共共闘」が罷り通っているからだ。 小池百合子都知事が実質的に率いる「都民ファーストの会」が大勝した7月の東京都議選の後、初の本格的な論戦の場となった都議会臨時会。8月30日の代表質問で、都民ファの木村基成・政調会長代理が築地市場(中央区)の移転問題を巡る都知事の決断を称賛し「高く評価します」というフレーズを連発すると、自民と共産の議席から一斉にヤジが飛んだ。「めちゃくちゃだよ!」「質問しろよ~」――。さながら「小池都政打倒」の統一戦線の反撃だった。 これに対抗する「小池チルドレン」と称される都民ファの新 ………

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