政治に追い詰められた「大学設置審議会」

2017年10月号 POLITICS

  • はてなブックマークに追加

学校法人加計学園の獣医学部新設問題で、文部科学省の大学設置・学校法人審議会が8月25日、設置認可の判断を保留した。答申を先送りしたため、獣医学部新設に「黄信号が点った」(大学関係者)と物議を醸したが、審議会自体が「針のムシロ」に座らされることになった。次の答申時期となる10月下旬に認可したら、野党などから「衆院のトリプル補選(10月22日投開票)への影響を回避した」と叩かれ、逆に不認可にしたら学園側が巨額の訴訟を起こすのは目に見えているからだ。同審議会の下には8人前後の大学教授らで構成される専門委員会が設けられ、そこで教育課程や財政状況、学生数に見合った教員数などを確認し、認可の判断を下す。現在、獣医学のほか経済学や医学など29の委員会があり、外部の影響を避けるため専門委員の名簿は答申が出るまで非公表。指摘意見以外の議事録も開示されないため、文科相 ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービスです。年間定期購読をご契約の方は無料でご利用いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※ご利用いただけるサービスは購読コースにより異なります。詳しくはこちらをご覧ください)。