2017年9月号 DEEP [インサイド]
言論の自由を擁護する国際的なジャーナリスト組織「国境なき記者団」(RSF、本部・パリ)が7月21日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で来日記者会見を開いた。出席者はクリストフ・ドロワール事務局長、RSFの名誉評議会メンバーの天安門事件の指導者・ウーアルカイシ氏、イランのノーベル平和賞受賞者、シリン・エバディ氏らである。今年、台湾の台北市にRSFの東アジア事務局が設立された。台北を活動拠点とするウーアルカイシ氏は、7月13日に死去したノーベル平和賞受賞者で人権活動家の劉暁波氏について「中国政府によって殺された」と厳しく批判した。また、イランの弁護士で同国における暴力と検閲に抗議の声を上げ続けてきたエバディ氏に会場から熱いエールが送られた。だが、この会見で最も注目を集めたのは、読売新聞の三好範英編集委員の発言ではなかったか。今春公表されたRSFの「2017年世界 ………
オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。
FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービス(無料)です。年間定期購読をご契約の方は「最新号含む過去12号分の記事全文」を閲覧いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※オンライン会員サービスの詳細はこちらをご覧ください)。