東京工科大学で「パワハラ抗議自殺」

有名学長に疎まれた大学教員が再雇用を撤回され、研究室内で首吊り自殺。大学側は労基署に届けず箝口令。

2017年9月号 LIFE

  • はてなブックマークに追加

東京・八王子市の東京工科大学の軽部征夫(いさお)学長(75)は東京大学先端科学技術研究センター教授などを歴任した著名な学者である。人の遺伝子配列を調べるゲノムチップの研究、ワインやパンの酵母菌を使った有毒物質検出センサーの開発などの業績で知られ、立花隆や筒井康隆と対談するなど、一時はバイオ分野の花形教授だった。だが、他方では、東大先端研時代に、大学院生名義の通帳に架空の研究費を振り込ませていたとして「サンデー毎日」で批判されたこともある。その高名な軽部氏が学長を務める東京工科大学で、教員の自殺事件が起きていたことが本誌の調べでわかった。いったん大学が再雇用を決定した教員が、その後、上司の学部長から解雇を通告された挙句、大学内の自分の個室で自殺していたのだ。関係者によると、教員は軽部学長から「徹底的に嫌われていた」といい、大学内では、軽部氏 ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービスです。年間定期購読をご契約の方は無料でご利用いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※ご利用いただけるサービスは購読コースにより異なります。詳しくはこちらをご覧ください)。