露骨な「官邸シフト」文科省に「出戻り官房長」

キャリアの採用面接が最終盤を迎えているが「文科省に優秀な学生が来るわけがない」

2017年8月号 POLITICS

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「露骨な官邸シフト。しかも出戻りだ」――。文部科学省が7月4日に発表した幹部人事が波紋を呼んでいる。先の組織的天下り問題で減給処分を受けた藤原誠初等中等教育局長が、2年前に務めた官房長ポストに就いたからだ。文科省で同じ人物が官房長に出戻った例はなく、霞が関を見渡しても異例中の異例。存亡の崖っぶちに立たされた文科省の危機感の現れだ。「出口が見えない加計学園問題の難局を凌げるのは藤原さん以外にない」と、文科省中堅職員は言う。東大法卒、1982年入省の藤原氏が前代未聞の官房長に返り咲いたのは「官邸との間合い。あうんの呼吸を心得ているから」(同職員)だ。藤原氏の官僚人生の転機となったのは、2001年5月から翌3月まで務めた内閣官房内閣参事官時代である。霞が関改革に向け小泉純一郎内閣が各省庁から一本釣りした精鋭の一人に選ばれ、「チーム小泉」を仕切る飯島勲首相秘 ………

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