復興は先の先「IS戦後処理」

イスラム過激派組織のシリアとイラクの拠点は崩落寸前。だが、滅ぼす側に協調なし。

2017年8月号 GLOBAL

イラク戦争時に駐留米軍司令官として前線を指揮したデビッド・ペトレイアス将軍が「この戦争はどう終えればいい?」と記者に逆質問をしたのは有名な話だ。それから10年、同じ質問がなされるべき地域はシリア、イラク、アフガニスタン、リビアへと広がった。そしてその答えには強い不安を感じる。中でもシリア内戦は最も複雑で、本質的な危険をはらんでいる。現バッシャール・アサド体制は、比較的小規模だが果敢な働きをしているロシア軍とイランの部隊によって持ちこたえている。これらの部隊は、生き残りをかけ、多種多様な派閥からなる反政府派と戦っている。反政府派の派閥には米国の支援を受けているグループもあれば受けていないものもある。そして同時に、イランやロシアは、体制派のシリア軍とともに、身が入らないようではあるが、イスラム過激派組織ISやテロリストとも戦う。目的はアサド政権 ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

ID(メールアドレス)
パスワード  (半角英数字)
 次回から自動的にログイン

IDを忘れた方はこちら
パスワードを忘れた方はこちら
年間定期購読のお申し込みはこちら