ネット印刷の旗手「ラクスル」が累損37億円

2017年8月号 BUSINESS

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出版不況、スマホシフト、ペーパーレス化の進展で青息吐息の印刷業界。大日本印刷、凸版印刷の二強でさえも「社名から『印刷』の二文字を削る日も近い」(業界関係者)と囁かれるほどだ。そんな衰退産業の旧態依然とした業界の仕組みをインターネットの力で変えるべく、鳴り物入りで2009年に設立されたのが「ラクスル」(品川区上大崎)だ。新規株式公開(IPO)含みで今後の成長が大いに期待されていたのだが、ここにきてその「メッキ」が剝がれ落ちつつある。6月16日付官報の「資本金の額の減少公告」によると、「当社は、資本金の額を三十八億四千五百五十五万六千三百十五円減少し一億円とする。効力発生日は平成二十九年七月二十日」とある。減資公告の情報は瞬く間に関連業界に広まっていった。ビジネスモデルはたしかに斬新だった。インターネット経由でユーザーから注文を集め、それを最適な印刷 ………

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