静岡県知事選「立候補ゼロ」の異常事態

2017年5月号 POLITICS

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6月8日公示、25日投開票の静岡県知事選があと2カ月に迫る中、いまだに立候補の表明者がゼロという異常事態になっている。2期務めた現職の川勝平太知事(68)が3選を目指して出馬するかどうかが焦点だ。しかし、学者出身の川勝氏はこれまで「優れた人にバトンタッチしたい」と何度も強調し、周辺にも「アカデミズムの世界に戻る」と固い意志を示している。初当選時から支援してきた民進党はこれを翻意させようとしているが、なかなか折れずにいる。知事選の裏で鍵を握っているのは2人の男だ。1人は地元政界に隠然たる影響力を持つ大物財界人、自動車メーカー「スズキ」の鈴木修会長(87)。鈴木会長は川勝県政をさほど評価しておらず、刷新を望んでいるとされる。これを聞き付けた自民党静岡県連の塩谷立会長(67、衆院議員)は、過去2回の知事選敗北を挽回すべく、県連内の慎重論を押し切って「独自候補 ………

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