電通と共同通信 「暗部」抉る調査報道

医薬品を売り込む記事の見返りにカネが動いたと暴露。新聞・PR業界を揺さぶる「ワセダクロニクル」。

2017年5月号 DEEP [「買われた記事」の波紋]

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東京・汐留の電通本社ビル電通本社ビルに近い汐留の共同通信本社ビル報道機関である一般社団法人共同通信社(以下「社団共同」)が特定の医薬品を売り込む記事を配信し、見返りに電通側から報酬を受け取っていた――。早稲田大学ジャーナリズム研究所(所長・花田達朗教授)が立ち上げた調査報道メディア「ワセダクロニクル」が2月から、社団共同の記事について「命にかかわる薬の記事をめぐってカネが動いていた」と批判する報道を展開し、新聞業界やPR・製薬業界などに波紋を広げている。これに対し、社団共同側は「PR業務をしている100%子会社(株式会社共同通信社=以下『KK共同』)から紹介を受けた中で、報じる価値があると編集局が判断したものを執筆し配信した」「(対価を受け取ったのはKK共同であり、社団)共同と執筆者は受け取っていない」などと反論している。しかし、一般記事の体裁をとり ………

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