京都を「量産化試作」の拠点に

日本の製造業は、開発と量産の間の「死の谷」を埋める役割で、大復活できるかもしれない。

2017年5月号 BUSINESS

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ものづくり系ベンチャー企業の「試作支援」に特化したユニークなファンドが4月下旬に国内で動き出す。製造業の世界では、デザイン、設計、量産化など工程ごとに分業化する流れが強まっている。シリコンバレーに代表されるように製品開発の上流のデザインや設計は米国や欧州企業が強く、下流の量産化は中国や台湾が得意としており、日本の製造業は世界で存在感を失いつつある。ファンドはこうした課題を克服する狙いがある。ファンド名は「MBC Shisaku1号投資事業有限責任組合」。規模は20億円の予定で、すでに京都銀行が5億円投資することを決めた。ファンドを運営するのはベンチャー支援の「ダルマテックラボ」(本社・京都市)。MBCは、「Makers Boot Camp(製造業を短期間で鍛える拠点)」の頭文字を取った。なんでもインターネットでつながるIоTの時代を迎えて、ハードウエアを造る、ものづくり系ベ ………

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