ヴィノスやまざきに「表示偽装」疑惑

有無を言わせぬ女社長のもと、「表示偽装」の疑いがあるワイン販売が罷り通っている!

2017年5月号 BUSINESS

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「ヴィノスやまざきは、表示偽装と言われても仕方がないワインをたくさん販売しています」こう証言するのは、ワインの輸入販売を手がける「ヴィノスやまざき」の関係者だ。同社はワインを輸入しているだけでなく、自ら小売販売しているワイン専門店で、国内23店舗、中国・上海1店舗を展開している。有楽町イトシアや西武百貨店渋谷店などの好立地にも出店しており、ワイン愛好家であれば「ヴィノスやまざき」に一度は立ち寄ったことがあるだろう。そのワインショップに「表示偽装」疑惑が持ち上がっているのだ。その手口は、ワイン好きの怒りがこみ上げてくるあざとさと言わざるを得ない。まず、米カリフォルニアの人気ワイナリー・ジオリスのワイン。ヴィノスやまざきは、トップブランド商品「ジオリス・クロ・デ・ムートン」(小売価格2万304円)と、その下のクラスに当たる「ジオリス・メルロ」(同8 ………

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