東京電力HD 非情な守旧派「総パージ」

社内取締役の平均年齢は52歳。昭和63年入社の新社長を境に旧世代を大掃除。度肝を抜く若返りを断行した真相。

2017年5月号 BUSINESS [「非連続」改革の第一歩]

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廣瀬直己社長川村隆新会長小早川智明新社長數土文夫会長経済産業省vs東京電力守旧派――。東電のトップ人事をめぐる一年越しの暗闘に、経産省が完勝した。6月に経営破綻寸前だった日立製作所の再建で知られる川村隆(77)を会長に迎え、東電社内の若手改革派、小早川智明(53)を社長に据え、完全な「改革シフト」を敷く。日本の電力産業を再生するためなら「東電解体も辞さない」という、経産省の強い意志が読み取れる。4月3日、東電は6月末の株主総会後に発足する新経営陣に関する記者会見を開き、新旧トップが顔を揃えた。現役は会長の數土文夫(76)、社長の廣瀬直己(65)、新任の会長は元日立会長の川村、社長は現東京電力エナジーパートナー社長の小早川だ。 記者会見で福島民友新聞の記者が川村に聞いた。「福島第一原発の加害者である東電の新経営陣は、福島への責任をどう考えているのか」川村 ………

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