海外無保証「JADAサプリ」

サッカー界が認定サプリを使ってドーピング違反とされた場合のことを真剣に悩んでいる。

2017年4月号 BUSINESS

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東京五輪など世界大会を目指す日本のアスリートが、禁止薬物が含まれたサプリメントを摂取してドーピング違反に問われる可能性が懸念されている。昨秋、Jリーグの上部団体である日本サッカー協会は2009年の日本アンチ・ドーピング機構(JADA)加盟以来、7年目にして初めてドーピング違反に問われる選手を出した。J1サンフレッチェ広島の元日本代表DF千葉和彦選手の体内から「メチルヘキサンアミン」が検出された一件だ。関係者によると、禁止薬物はチームが製造元に問い合わせて安全を確認した輸入サプリに含まれていたといい、処分も一時的な出場停止で軽く済んだ。だが、サプリメントが選手の将来を閉ざしてしまうリスクに協会は困惑し、Jリーグのチームドクターは多数の選手から「飲んでも大丈夫なサプリを教えて」と聞かれ、戸惑っているという。関係者によると、チームドクターがサプリメントの選 ………

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