天下り「受け皿」早大に見返り疑惑

汚れ役OBに法外な報酬。大学設置認可やスーパーグローバル大学支援補助金が「支度金」か。

2017年3月号 LIFE

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文部科学省の天下り問題が泥沼化している。内閣府の再就職等監視委員会が早稲田大学に再就職した吉田大輔前高等教育局長のケースなど計10件を国家公務員法違反と認定し、文科省は1月20日に依願退職した前川喜平事務次官ら7人を懲戒処分した。そこで収束を図ったはずだが、2月7日の衆院予算委員会の集中審議では前川のほか、斡旋システムの調整役となった人事課OBの嶋貫和男、歴代人事課長8人が呼び出され、雁首を並べて謝罪に追い込まれた。今回の斡旋システムは組織ぐるみだけに登場人物が多く構図も複雑だが、主演=嶋貫和男、脚本=人事課、監修=歴代事務次官――に整理できる。国会で「裏の人事課長」と揶揄された嶋貫は1968年、北海道大学病院に採用。74年に文部省へ転任すると、77年から2005年までの一時期を除いて人事課で勤務し、北大理事・事務局長などを経て09年7月に退職した。人事関係で高い ………

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