本社vs販売店のトラブルが続出。「ブラック企業」が、大阪本社の看板になりかねない。
2017年3月号 BUSINESS
全国紙の毎日新聞は、発行部数が「西高東低」と言われてきた。東北、関東、信越などが販売エリアの東京本社管内と、近畿、中国、四国などが販売エリアの大阪本社管内は、発行部数はどちらも約120万部(昨年1月~6月)だが、首都圏と関西では人口が全く違うため、シェアで言えば東京本社より大阪本社の方が健闘している。これが「西高東低」の根拠だったのだが、昨今、その毎日新聞大阪本社管内の販売網で異変が起こっている。本社vs販売店のトラブルが続出。現在、大阪地裁で2件の訴訟が係争中だ。いったい何が起こっているのか、販売店関係者らが証言した。「本社(毎日新聞社)はどれだけ販売店から金を吸い上げる気だ」と怒り心頭なのは兵庫県西宮市で毎日新聞の販売店を2店営む店主。2010年11月に1店目を開業し、西宮市内の別の販売店で店主が廃業したため、14年11月からこの店の経営を引き継いで2 ………
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