ネット広告「暗黒大陸」の罠

電通の「不正取引」やDeNAの「まとめサイト」は氷山の一角。粉飾と粗製乱造ばかりか、横流しも横行する。

2017年3月号 BUSINESS [企業を欺くアドテク]

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ホンダのネット広告が知らぬまにネオナチ団体を支援する動画に、日産はレイプ妄想コンテンツに、ソニーは人種差別系動画に流れている――英タイムズ紙が2月9日、そんな衝撃的なレポートを掲載した。右の日本企業のほか、ベンツ、ウブロ、ディズニー、ロイズなど世界の大企業のネット広告が、イスラム国(IS)や支援組織、アダルト、子供の性的虐待、過激な右翼団体コンテンツに流れているという。記事はグローバル広告代理最大手6社(WPP、電通など)の責任を問うが、ネット広告を支えるアドテクノロジー(アドテク)の“隙”をついた事件がほかにも続発している。不適切なコンテンツを掲載しているアカウントが、なぜグーグルの広告掲載可否規準をクリアし、配信段階で掲載をブロックするはずのユーチューブの防止フィルターが働かなかったのか。その闇は深い。確実なことが二つある。一つは大企業の広告主 ………

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